超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術を応用
超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する「測定・解析・制御」技術を応用した、
超音波の<解析・評価>方法(システム)を開発しました。
この技術を利用した
脱気ファインバブル発生液循環システム追加の出張対応を行っています。
複雑に変化する超音波の利用状態を、
目的に合わせて、安定した状態で利用(制御)するために
現場にある、具体的な水槽に対して
脱気ファインバブル発生液循環システムを
追加・設置・音圧測定確認・・・対応する出張サービスを行います。
<事例>
*月*日 メールによる相談・確認
*月*日
13:00-13:30 挨拶、打ち合わせ
13:30-16:30 確認(音圧の簡易測定)
脱気ファインバブル発生液循環システムのセット
操作説明
確認(音圧測定)
16:30-17:00 音圧データに基づいたディスカッション
17:00-18:00 予備
測定データの簡易解析を行います
1週間後に、音圧データの解析結果を含めた報告書を提出
その後、メール対応を継続します
測定装置・追加ポンプの数、あるいは各種条件・・・により
予定時間は変更します
<<脱気ファインバブル発生液循環技術の説明>>
適切な液循環と20μ以下のファインバブルの拡散性により
均一な洗浄液の状態が実現します
均一な液中を超音波が伝搬することで
安定した超音波の状態が発生します
この状態から
目的の超音波の効果(伝搬状態)を実現するために
液循環制御を行います
(水槽内全体に均一な音圧分布を実現して、
超音波、液循環ポンプ、ファインバブル、・・の最適化を実現する
運転制御が、個別の水槽に対するノウハウとなります)
目的の超音波状態確認は、
オリジナル装置:超音波測定解析システム(超音波テスター)で行います
ポイントは
適切な超音波(周波数・出力)と液循環の制御(あるいはバランス)です
液循環の適切な流量・流速と超音波キャビテーションの設定により
超音波による音響流(非線形現象)の状態をコントロールします
水槽内に均一に分布したファインバブルの効果で
液循環で制御可能になった超音波の伝搬状態を利用します
以下の動画は
ファインバブル発生液循環装置による
超音波のダイナミック制御を実現させています
<<参考動画>>
https://youtu.be/bqWROAODJbs?si=2GD6JxHdR9cWNP3c
https://youtu.be/-hAW8HAATLA?si=Q9sg1x-EuQ7gZWzj
https://youtu.be/eUI2v6V3kFw?si=9wchoe4XC5s293Uy
https://youtu.be/_XzzXtjUz9o?si=tP_Hijy0UAiBgGqk
https://youtu.be/9q8xSMwiDkE?si=2Qppx5q0g3Qqi_oN
https://youtu.be/ZL7x56CeFMI?si=CsOM412Vq5A8YkBY
https://youtu.be/aCIXNAp9E8k?si=6p3wHCVcZbcR68mN
https://youtu.be/6t9sGXlu8h0?si=uuQZG2_LdVhOaF6R
https://youtu.be/g12yB4cbx4Y?si=fTkP84oUXZzX80M1
https://youtu.be/FY8xSo2g3zs?si=TeiLPtTfsebBEuOe
https://youtu.be/gcS2YJGW-RM?si=s7kIufwriC_2IEnJ
https://youtu.be/baeo_yqe-JA?si=TzMRKo3gBoaiVj75
https://youtu.be/KJ7AhFieBKY?si=LvPLiEpQ7oMNTrZv
https://youtu.be/0g5UHzjnpnI?si=K_nWXkFAwRQGYS0u
https://youtu.be/sDViP1OD1nA?si=biWcYLlOblcnG5A7
目的の超音波利用に合わせた
水槽の構造設計や液循環位置(ポンプへの吸い込み口、吐出口)は
非常に重要ですが
目的・サイズ・洗浄液・・によりトレードオフの関係が発生する場合があり、
一般的な設定はありません
(具体的な設定、数値・・は、
具体的な対象に対して、操作説明時に対応します)
適切な設定が実現すると
ファインバブルは超音波作用によりウルトラファインバブルに分散します
ウルトラファインバブルによる超音波の安定性は、
ファインバブルに比べて大きく
制御がより簡単になります
(具体的な制御は、音圧測定・・・
音圧データに基づいたディスカッションで説明対応します
洗剤の使用や撹拌・・では、
通常の洗浄とは反対の対応事例が多い傾向にあります)
コメント
各メーカーの超音波機器の特性による、水槽の構造・材質・・と
洗浄液・液循環・・の相互作用・・と
洗浄物の構造・材質・数量・治工具・・・の音響特性により
超音波の伝搬状態は、様々な状態になります。
目視では、類似の条件のように感じても
洗浄効果は全く異なる場合を多数経験しています。
実際の現場でのデータ測定と、後日行う、データの解析により
装置の特徴が明確になります。
装置の特徴と洗浄状況に関する情報から
制御設定・改善方法・・が明確になります。
(詳細を報告書で提出します
これまでの経験から、液循環の改善が最も効果的だと考えています)
参考
コンサルティング対応<音圧測定・実験・解析・評価>
http://ultrasonic-labo.com/?p=15402
超音波出力の最適化技術 No1
http://ultrasonic-labo.com/?p=15226
超音波の最適化技術-No2
http://ultrasonic-labo.com/?p=2697
超音波洗浄について-No2
http://ultrasonic-labo.com/?p=2878
超音波について
http://ultrasonic-labo.com/?p=15233
超音波・ファインバブルシャワー技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=15189
非線形振動現象をコントロールする技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=15147
ファインバブル(マイクロバブル)を利用した超音波洗浄機
http://ultrasonic-labo.com/?p=2906
超音波洗浄機の<音圧計測・実験・解析・評価>(出張対応)
http://ultrasonic-labo.com/?p=1934
音響流とキャビテーションのコントロール技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1471
小型ポンプによる「音響流の制御技術」
http://ultrasonic-labo.com/?p=7500
超音波<計測・解析>事例
http://ultrasonic-labo.com/?p=1705
流れと音と形の観察:コンストラクタル法則
http://ultrasonic-labo.com/?p=7302
超音波水槽と液循環の最適化技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=14911
超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1487
オリジナル技術(脱気・ファインバブル発生液循環システム)
http://ultrasonic-labo.com/?p=7658
超音波の音圧測定解析に基づいた、超音波伝搬現象の分類
http://ultrasonic-labo.com/?p=10013
シャノンのジャグリング定理を応用した「メガヘルツの超音波制御」方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=1996
超音波発振システム(20MHz)の製造販売
http://ultrasonic-labo.com/?p=1648
200MHz以上の超音波伝搬現象による表面改質処理
http://ultrasonic-labo.com/?p=2433
ご希望の方には
出張先に応じた見積もりを提案させていただきます