超音波システム研究所・理念Ⅱ

深い哲学に基づいた

実験(物として物を観察すること)により
超音波の有効利用を広めていきたいと考えています

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超音波システム研究所<理念Ⅱ

「われわれの最も平凡な日常の生活何であるか

 最も深くつかむことによって

 最も深い哲学が生まれるのである

 学問はひっきょうLIFEのためなり。

 LIFEが第一等のことなり。LIFEなき学問は無用なり。」

西田幾多郎

深い哲学に基づいた

実験(物として物を観察すること)により

超音波の有効利用を広めていきたいと考えています

 

われわれの生活はいつでも、

自らの心の生活でなければならない。

客観の生活であってはならない。

主観の生活でなければならない。

主体的に生きていかなければならない。

  ——「信仰する心とは」より  橋本凝胤・著

超音波システム研究所<理念Ⅰ>

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発明的創造の心理学について
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超音波(論理モデルに関する)研究開発資料
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 *シャノンのジャグリング定理を応用した「超音波制御」方法

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 *超音波の解析動画を公開

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 *超音波<計測・解析>事例

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 *数学的理論

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 *音色と超音波

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 *モノイドの圏

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 *物の動きを読む

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1) カルノー・サイクルの経緯のように

技術の進歩が科学の進歩を促進する

  (科学と技術の工学的な関係)

こういった関係が「超音波の利用」には必要(注)な気がします

注:実用や応用には多くのパラメータの適切なバランス感覚が必要

特に、設計を考慮に入れた観察が行えるようになるための

経験と直感の訓練により、本質的な発見やアイデアが生まれると思います

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コメント:

実用と言う制約と、

興味深い現象の中から、適切な開発・設計を行うことは

開発者の人間性によるところが大変大きいと思います

諦めずに、粘り強く努力する根拠には、「困難を乗り越える喜び」と

それを理解してくれる

第三者(歴史的、あるいは競合者、理解者」があると考えています

2)ワットの蒸気機関の改良のように

2-1) 原理的事柄を研究する

超音波の原理を研究する

2-2)ニューコメンの機関を参考に、改良して効率を上げる

プラントの制御を参考にする

2-3)弁の開閉をピストンに連動させて交互に蒸気を供給する

ジャグリングのような連動・相互作用・・を検討する

2-4)遊星歯車機構を実用化する

新しい脱気マイクロバブル構造を採用する

2-5)速度調整を行う

実験と調整を繰り返す

コメント:

この経過には大変深い検討と試行錯誤の背景を感じます

実用を目的としているため、

幅広く・確実に効果を出すための方法になっていると思います

現在では各分野の研究を幅広く理解することが難しいので、

経験に基づいた直感と共同研究が大変重要だと思います

今後、超音波の利用が進み

大きな発展が実現するために検討を続けたいとおもいます

散歩しながら
様々な観察から
超音波システム研究所について
考えています

空や雲の変化、風や川の音・・・・
大変面白いと感じます

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https://youtu.be/tNEpIUkaF20

https://youtu.be/IN7km-BUC3Y

https://youtu.be/x3ZAtb1r_Rw

https://youtu.be/VWgDB2nPmP8

https://youtu.be/imnJEmvhPbM

https://youtu.be/53k9ofyKxTk

https://youtu.be/8OTTPdlU-cE

超音波システム研究所<理念Ⅱ>

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超音波測定解析の推奨システム
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超音波洗浄システム
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超音波専用水槽の設計・製造技術を開発
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「ナノテクノロジー」の研究・開発装置
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超音波プローブの<発振制御>技術
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超音波プローブによる
<メガヘルツの超音波発振制御>技術
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超音波<発振制御>技術
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超音波測定解析の推奨システムを製造販売
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超音波発振・計測・解析システム(超音波テスター)
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超音波の伝搬状態を利用した部品検査技術
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表面弾性波の利用技術
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 樹脂・金属・セラミック・ガラス・・の表面改質に関する書籍
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超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術
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推奨する「超音波(発振機、振動子)」
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超音波洗浄機の「流れとかたち・コンストラクタル法則」
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YouTubeに投稿した動画B
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YouTubeに投稿した動画A
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ノーバート・ウィナー 

超音波「音圧測定装置(超音波テスター)」の特別タイプ
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超音波「音圧測定装置(超音波テスター)」の標準タイプ
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複数の超音波プローブを利用した「測定・解析・評価」技術
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人間の生きがいとは何か (1970年) (講談社現代新書) 

橋本 凝胤 (著)

死ぬという現象
そこでまず知っていただきたいことは、死ぬという事件です。

われわれはこのお釈迦さまの涅槃のことを
円寂(えんじゃく)とか入寂(にゅうじゃく)といっています。

われわれのほうには死ぬということばを使っております。

まあお互いに一度は必ず死ななければなりませんから、
死の実情というものを、よく認識しておく必要があると思うのですが、
いろいろの古い本に死の現象ということが細かく書きあらわされています。

死というものは、いつどうして起こるか、
そしてもう一つはわれわれ人間の最も根本になっているものは何か、
われわれは何で生きているのかという問題です。

われわれはどうして生きているのか、
何が生かしているのか、これは大切な問題です。

われわれが死ぬという現象は一体、どういう現象かといいますと、
それは心と肉体とが離れるということです。

われわれは肉体と精神との調和の非常によいとき、
肉体と精神とがキチッと合っているときは、生きています。

これがバランスを欠いてくると病気になるのです。

この二つが遊離してしまうと、身体のほうは腐ってきます。

心があって、われわれの体をたもってくれるのです。

心が、「もうあんたみたいなもの、やめや」といって
どこかへ行ってしまうと、あくる日から身体が腐ってくるわけです。

心のある間、人間の身体は腐りません。

心が身体からシュッと抜けると腐りはじめる。

いやなにおいがして、くずれていく。
こうなるともう捨てにいくよりしかたがない。

葬式なんてものは心の抜けがらを捨てるのですから、
金をかけるのは無駄なことなのですが、
このように人間には心と肉体があります。

それから、人間が生きている姿というものを、
寿(じゅ)、煖(なん)、識(しき)といいます。

寿というのはいのち、煖といえばぬくみのこと、
それにこのほかに識という心があるわけです。

人間の根底をなすものは寿というものでもなければ、
煖でもない、識というものです。

われわれの身体、
あるいはわれわれの環境を静かに保持しておるものは何かというと、
心というものです。

心があってわれわれの身体を腐らぬようにたもってくれているのです。

こういうふうにわれわれ人間は
寿、煖、識というこの三つがよく調和している身体が健康ということです。

生きている間は、
環境と自分の身体とそして心との三つが渾然一体となって身体を保っているのです。

われわれは人のために生きているのではない

人間性とはいかなるものであるか。

われわれは人のために生きているのではない。

社会のためにでも世界のためにでも、
世界人類のために生きているわけでもない。

それを世界人類のために生きているような考え方を
持たなければならぬように訓練されてきているわけです。

よく人道主義、ヒューマニズムといことをいいます。

これは人間と共に暮らすときの人間の道を説いているのです。

つまり、人間生活のひとつのルールを考えるのが人道主義です。

しかしこういうものに、われわれは左右されてはいけないのです。

いつでも一人のときに、一人の生活の中に、
 道というものが厳然となければならないのです。

ところが、いわゆる理性的な判断といものが中心になってきている。

対外的に、あるいは大衆的に、社会的にと、こうなってきますと、
この良心、一人の生活というものが、だんだんお粗末になってきます。

一人の生活ほど重要なものはないのですが、
対外とか社会的とかいう考え方がだんだん強くなればなるほど、
一人の生活が自堕落になってくるわけです。

孔子や孟子が「一人を慎む」ということをおっしゃっております。

一人の世界がいちばん重要だという考え方です。

 

坐禅に生きた古仏耕山―加藤耕山老師随聞記 (1983年) 

柳瀬 有禅 (著), 秋月 龍珉 (著)

「静寂」の真の意味

そこで、いろいろなお経を見ておりますと、こういうことばがあります。
「是心是仏、是心作仏」

「この心これ仏にして、この心仏をつくる」
とこういうことがいたるところに書かれています。

この心とは、自分の心です。

自分の心の中に仏あり、この自分の心が仏をつくるのであるということばです。

どのくらい仏さまがありがたいものでも、
われわれの生活の中に仏がいなければなんにもなりません。

生活の中にこの心これ仏であるとい信念ががっしりとしていれば、
生活がみんなこの仏作仏行という仏さまの日常生活になるわけです。

仏をいだこうといだくまいと、それは各人の勝手ですが、
仏は常におまえらはみな仏性あると、教えられている。

その仏性とはなにかというと、是心是仏、是心作心である。

心に仏を常にいだいて生活するということ、
これがわれわれの道である。

それが涅槃常住の道であると説かれている。

そうしてみると、刹那々々に最高価値の生活をすることは、
お互いの心に仏を生かしているということになります。

つまり一寸の時間も、
心の中に仏の生活ができ得る」というようにお互いに自覚していく、
信念をもっていく、これがつまり静寂の生活です。

(二)自己の性能に目覚める道

むつかしい究むべき道はむろんあるけれども、
「日本全国みなこれ坐禅」といように、
ラジオ体操と同じような気になってやんなさるといいと思う。

ラジオ体操をわたしはいつもまねしたりするが、
ただこう手や足や別々だからな。

けれども一切余さずもらさず、身心ともに統制すると、
ほんとうのものに、自然に自分を調整するということになっては、
まずどうしても「坐禅」ですな。私はそう思っておる。

五分でも三分でも毎朝坐禅すればクセになると、
とっても気持がいいようになる。

雪隠に行って手を洗うと気持がいいでしょう。

洗わないと気持が悪い。

それと同じように、人間はすることをやると、
そういう気持が出てくるようになる。

坐禅しないと気持が悪い。

そういうものをつくってもらいたいな。

むつかしいことではないでしょう。

忘れるようでは、それは自分を忘れとる人だ。

自分の尊いこと、価値のあるということを忘れとる人だ。

自分はほんとうにそういう性能のある、
 世界を動かすような尊い力が内にあるのだ、
 ということを合点したら、ダダクシャになることはない。

自分を信じとらんから、いいかげんな虫けらと同じような気持になる。

いかんですね。自分を信じて、実に尊い、
神というか仏というか、それほど尊い存在である。

ダダクシャにしておいて、もちくずしておるからして、

力が発してこん。

ほんとに自分が尊いという信念が自分にスッと信じられたならば、
ダダクシャにしとれるものじゃないですな。

世の中の雑事というものが、最も生命を削る。

名利に囚われてよるも眠れんなどというふうなのが、
いちばんいけない。

神様とか仏様とかいうと、何か空中に妙なものがあって、
これを拝む、とこうなる。

ほんとうにそういうものがあるか知らんと思うて、
そいつにひっかかっている人があるが。

そんなものはほんとうはアテにならんですね。

それはいろいろな意味から、
そういう目標をそばに置かしただけのもので、
お釈迦さまの教えはそんなとこにはない。

めいめいの信心はようく自分が合点することで、

自分の身体にどういう性能があるか、
 坐禅するに従って自分の価値が分かってくる。

そういう人はみな
「人格完成」(成仏)とお釈迦様が言っておられるがそのとおりじゃ。

まァそういうことを、
坊さんのすることを学者の方もしなさるといい。

発明的創造の心理学について
(TRIZ、ハイパーソニック・エフェクト、 ・・・)
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シャノンのジャグリング定理を応用した
「超音波制御」方法
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脱気・マイクロバブル発生装置
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超音波(振動)計測・解析技術
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http://youtu.be/bT1_CSpJ1ZE

http://youtu.be/nOOg2NX2LwE

http://youtu.be/pcCmeFM6sPU


数学は知性の世界だけに存在しうるものではない、
何を入れなければ成り立たぬかというと、
感情を入れなけれは成り立たぬ。

数学の体系に矛盾がないというためには、
まず知的に矛盾がないということを証明し、
しかしそれだけでは足りない、
銘々の数学者がみなその結果に満足できるという
感情的な同意を表示しなければ、
 数学たとはいえないということがはじめてわかったのてす

じっさい考えてみれば、
矛盾がないというのは感情の満足ですね。

矛盾がないというのは、矛盾がないと感ずることですね。

感情なのです。
そしてその感情に満足を与えるためには、
知性がどんなにこの二つの仮定には矛盾がないのだと
説いて聞かしたって無力なんです。

ともかく知性や意志は、感情を説得させる力がない。

ところが、人間というものは感情が納得しなければ、
 ほんとうには納得しないという存在らしいのてす(注:一部省略)」

散歩

「岡 潔」のことばより考えた

ものづくりに必要なこと

心の世界

花を見れば花が笑みかけていると思い、
小鳥を聞けば小鳥の声が呼びかけていると思う。

他が喜んでいれば嬉しく、
他が悲しんでいれば悲しく、
みんなのために働くことに無上の幸福を感じる。

何の疑いも無い。これが心である。

・・・・・

人には心が二つある。

そして二つしかない。
一つは心理学の対象となっている心であって、
この心は、私を入れなければ動かないし、わかり方は必ず意識を通す。

これを第一の心ということにする。

欧米人は太古以来、この心しか知らないのである。

第二の心は頭頂葉に宿っている。

これは無私の心である。
わかり方は意識を通さない。

第一の心は、心理学者は知らないだろうが、
本当は物質的自然界全体に及んでいる。

自然科学者の暗黙の自然の説明が、
初めに時間・空間があると思うのはそのためである。

人は本当は
第二の心の中の
物質的自然界の中に住んでいるのである。

私たちは無量の情緒に包まれた
物質的自然界の中に住んでいるのである。
コメント
正しいとか正しくない以前に自分の思考について、
アイデンティティをしっかり持つことの重要性と、
考える深さを教えられるように思います

人が何かを考えることはどういうことなのでしょうか
アイデアは第一の心では発明でしょうが
第二の心では発見(あるいは 無)でしょう

心の自覚を自分の場所にしっかり落ち着かせることで
安心した状態で、物事に取り組めると考えています

毎日の積み重ねを続けていきたいとおもいます
ものづくりの背景には
ここまでの思考が必要だと考えています

超音波の<ダイナミック特性を考慮した制御>技術
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「脱気・マイクロバブル発生装置」を利用した超音波システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1996

「群れない、慣れない、頼らない」堀文子

超音波システム研究所<理念>
http://ultrasonic-labo.com/?p=1985

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・・・・・
それで岡先生は, 最初から,
一般な領域でこれらの問題を
統一 的に解決するような原理を得ようとしておられるのである.
続いて序文には
『考えている空間の次元を適当に上げることによって,
こ れらの問題の困難さがときとして緩和されるのではないか』
という考えが浮 かんだと書かれている.
これがその求めている原理であった.
この漠然とし たアイデアを,
岡先生と共に, “上空移行の原理” と呼ぶことにしよう.・・・
(解 題 – 奈良女子大学附属図書館
www.lib.nara-wu.ac.jp/oka/ko_ron/pdf/kai-1.pdf より)
数学者 岡潔思想研究会

【8】 仏教の問題点
時のことは何も云ってない。時がわからん。
時がわからなきゃ心はわからない。
心がわからなきゃ時はわからない。相関連したものです。
そして時がわからず、心がわからずということになっては、
自分とは何かも決してわからないでしょう。
だから時とか心とかを欠いた仏教には、
自分とは何かは本当にわかるということは出来ないでしょう。

【9】 仏教よりも芭蕉の心
良い本があれば読んだ方がよい。
無ければむしろ読まん方がよいかもしれません。
ところが、『山本健吉 「芭蕉」 新潮社』
これは非常に良い参考書です。前にも云いましたが、もう一度あげておきます。

http://www.okakiyoshi-ken.jp/index.html

報道関係各位

岡 潔 文 庫
http://www.lib.nara-wu.ac.jp/oka/

 

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